2011年05月08日

自慢話

わたしの父は、キョーダイのホーガク部なるものを卒業した、高学歴のインテリです。
わたしの家庭訪問に来た先生方は、玄関から見える廊下の壁一面の本棚を見て、すごいと言って帰ります。ちなみに、わたしは本は全然読みません。わたしの脳と明らかに造りが違うため、父の勉強のアドバイスは、一切参考になりません。

何が私の父自慢かって、そんな父が、国際弁護士やなんかの同級生を差し置いて、地方公務員で、窓際族や、左遷されたり、いつまでもヒラ職員をやってるところが、なんだか誇らしい。
最近、奇しくも、若干昇進し、激怒したけど、課長だかなんだかやってる。しかも、そこの課に入っていきなり、みんなから嫌われてて有名な上司に、『あんた、えらい嫌われとるらしいな』と言い放ち、なぜだか仲良くなったらしい。
そして、相変わらず、仕事上会う、ヤクザ関係の人たちに、慕われるらしい。
先日は、『人斬りギンジ』と呼ばれる、どこまでホントかなんだかわかんない、昔、人を斬ったという人の家に仕事で行き、話てるうち、2時間ほどたっていて、みんなが心配したらしい。
やっぱり、父は、スジガネ入りの変人で、最終的に、母ってすごいと思う、自慢話のオチでした。


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Posted by bluebird at 19:31│Comments(2)いろ色
この記事へのコメント
bluebirdさん
お父さんのご紹介をありがとうございました。
けっこう、控え目な貴女のことだから、かなりの勇気を出してのご紹介だったと思います。

詩や小説や随筆において、書き手の生き様(ざま)はストレートに作品に投影されます。
読者が作品を深く正しく理解する上で、作者の「背景」を知ることは大切な要素です。

 今だから申しますが、私が貴女の詩に当初から深い「知性」を見たのも貴女の学歴も才媛ぶりも、すでに承知済みだったからです。
書き手にとって「家族や自分の紹介」は、断じて「自慢話」ではありません。
愛読者に対する不可欠な情報提供なのです。
Posted by 具志堅興清具志堅興清 at 2011年05月09日 08:34
具志堅興清さま
わたしの父方の家系は、高学歴が多い、教養ある人々です。一方、母方の家系は、ちょ~貧乏で、学校より、働く家系です。そのハーフのわたしは、フツウです。
ちなみに、わたしbluebirdは、学校名の由来は謎ですが、白鳥小学校出身です。
Posted by bluebird at 2011年05月09日 12:18
 
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