2011年04月13日
距離
親子でも
兄弟姉妹でも、
離れていると
わからない
日々のこと
人のこと
このことあのこと
ネットがどんなに張り巡らされても
音より速く情報が飛び交っても
密林にまで光が射し込もうとも
わからない
毎日、
少しずつ刻まれる手の皺とか
毎日、
少しずつ衰える筋肉とか
毎日、
出会い、別れる人との挨拶とか
毎日、
微妙に変わる食事の味とか
毎日、
溶けてゆく心とか
毎日、
活動する体温とか
私とあなたは確実に存在し、
距離は、確実に存在し、
時間は確実にながれてく。
ネットでつたわること
つたわらないこと。
ネットがなくてもつたわること
つたわらないこと。
距離は、
やっぱり
確かに
ある。
わからないことを
わかったと
思わないように
いよう
と思う。
兄弟姉妹でも、
離れていると
わからない
日々のこと
人のこと
このことあのこと
ネットがどんなに張り巡らされても
音より速く情報が飛び交っても
密林にまで光が射し込もうとも
わからない
毎日、
少しずつ刻まれる手の皺とか
毎日、
少しずつ衰える筋肉とか
毎日、
出会い、別れる人との挨拶とか
毎日、
微妙に変わる食事の味とか
毎日、
溶けてゆく心とか
毎日、
活動する体温とか
私とあなたは確実に存在し、
距離は、確実に存在し、
時間は確実にながれてく。
ネットでつたわること
つたわらないこと。
ネットがなくてもつたわること
つたわらないこと。
距離は、
やっぱり
確かに
ある。
わからないことを
わかったと
思わないように
いよう
と思う。
Posted by bluebird at 00:39│Comments(2)
│白
この記事へのコメント
今朝の扉の向こうには、すばらしい詩が二篇も用意されていました。
すばらしい感性と頭の良さは、書き続けていくなかで「傑作」を生み出します。
「二篇」とも、いっきに十回以上も朗読しました。
「傑作」すぎて、とうとう私の古ぼけた箱の中の節(ふし)を持ち出す暇(いとま)はありませんでした。
すばらしい感性と頭の良さは、書き続けていくなかで「傑作」を生み出します。
「二篇」とも、いっきに十回以上も朗読しました。
「傑作」すぎて、とうとう私の古ぼけた箱の中の節(ふし)を持ち出す暇(いとま)はありませんでした。
Posted by 具志堅興清 at 2011年04月13日 08:08
私の詩に、美しい一篇の詩をありがとうございます。思ったことを、気負わず、素直に書いたものが、朝の扉の向こうに似合ったのかもしれません。いつも、私の、心にぐっとくる、もったいないほどのお言葉、ありがとうございます。何度も読み返してもらえるなんて、嬉しい!!
Posted by bluebird at 2011年04月13日 18:59