つれづれ草

  

きみは

でっかくて

ぶあつくって

ふかくて

美しくて

あったかくて

やさしくて

けんこうで、

まえむきで

まぶしくて

たのしくて

いとおしくて

だいすきで、

なんていっていいか

わからなくて、

だけど、

キミは、

すばらしいから、

それでいいのです。


どうやって

わかれたらいいのか

わからないけど、

どうやって

わかれても

くいはきっと

のこるのだろうけど、

どうやって

わかれても

だいすきなんだけれども、

キミは、素晴らしいひとだから、

それがすべてなのだと思う。


わたしは
きみが

だいすきだ～！！


  

さようなら。

ありがとう。



旅立ちに、
別れの時、


こんなにも、
出逢ったんだ
と思う。


さようなら
ありがとう
を
いいたい人に、
こんなにも
出逢ったんだ。



さようならを
するときに、
改めて、
この人の
大きさを知る。



旅立つ私に、
おばあちゃんの織った貴重な布で作った、御守りをくれる人。

私が帰っても仕事ができるように、自分の仕事のお裾分けをくれる人。

今度来たら、作業場や、畑、泊まるところ、貸せるよと言ってくれる人。

おいしいご飯をたくさん食べさせてくれて、娘のようにしてくれる人。

たくさん、
たくさん、
もらって、

人って、
こんなにも
優しいんだ。
と思う。


いつか、
わたしも、
強くなって、
人に
優しいひとになりたいと思った。


それが、
きっと、


地球をまぁるく、回してる。





  

やいて

やいて、

うぇるだむで

いっぱいやいて

たべて

満腹なって

幸せになれれば

いいケド


やいたあとに

残るのは


さびしい気持ち





  

おおきくうたう

このうたの

はしからはしまで

そのままで

あなたは

あなたの

そのままで






  

人の出会いは
七色といろ

人との関係は
時間と距離

どのタイミングで、
どれだけの時間や期間を
どのくらいの距離で
接するのか


ながけりゃいいってもんじゃなし

ちかけりゃいいってもんじゃなし


毎朝、遠くから、おはよう！ってゆう関係

週に１度、隣で夕陽をみる関係

毎日、行きし帰りし、袖ふれあいすれ違う関係

年に１度、天の川こえて逢う関係

毎日、食事をともにする関係


それぞれベストで
それぞれ必要で
それぞれ絶対的で
それぞれ運命的


運命の出会いの内容が違い、
ベストな時間と距離とが違うのです。





  

どうして
そんなに
かなしいうたを
うたうの？


電話は、電気のハナシ。
ハナシたくなくても

電気でハナシ。


かなしいうたを
うたってしまうから
電話は、イヤよ
会いましょう。


かなしいうたより
踊りましょう。


コトバはなしで
踊りましょう。






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とととと

とちゅうの
このみちの


ここここ

ここの
いまのとき


そこそこ

そこの
そのあたり


あなたと
わたしの
わかれみち


まだまだ
のびる
このみちが


いついつ
いつかの
交差点


いつか会うかはわからない。


にどと会うかはわからない。


けれども、
それは


わたしのみち。


わたしはわたしを
歩きます

あなたはあなたを
歩いてね。


のびのびのびろ

あなたのみち




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長雨

紫陽花

水色

ゆれる。


ながめせし間に

紫

ピンク



移り気

ため息


未練に

睡蓮。




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カラダという、
物質で生きてる煩わしさを、
愛おしく思う。



感情という、
不合理なものを抱えて生きることを、
愛おしく思う。



状況や都合という、
どうしようもないやるせなさを、
愛おしく思う。



時間や、エネルギーの有限という、
足枷を、
愛おしく思う。




それが、


生きてる

意味だと思う。



だけど、


それは、

どうでも
いいと思う。



私は、
愛おしく思う。


ということ。






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私を呼ぶ声がして、目が覚めた。

寝坊した!?

と思ったら、

『マイケルジャクソンって、キング オブ ポップやっけ？』

と、のんちゃん。

『キング オブ ロックじゃない？』

と適当に答えながら、『おはよう』より唐突な朝の１発目に、大笑いしながら、１日が始まった。
美味しいものをちゅふぁ～ら食べて、かわいいモノを見て回り、買ったモノを着けながら、盛りだくさんの１日。

帰り道、私のとめどない恋愛話をききながら、

『自分を大事にしないとダメだよ！』

と言ったのんちゃんに、
『でも、そうだね、きっと結局それは、相手を大事にするってことだし、…』と答えた私。

しばらく考えたあと、のんちゃんは、言いました。

『理屈はわからん。理屈は、わからんけど、私は、自分を大事にできると思ってるから、できると思う。けど、あんたが、今、『でも…』って、理屈で言ったってことは、できんってことだと思う。理屈じゃないんよ。自分を大事にしないとダメ！私は、あんたが大事やから怒るよ！』
と怒った、のんちゃんに、嬉しくなっちゃって、また怒られちゃった私。
きっと、このやりとりが、
伏流水が、湧き水に変わるときがくる。

ありがとうね  続きを読む

母と秋篠寺に行った。

私は、２４歳だった。

技芸天は、艶っぽくてセクシーだった。


庭のベンチで、お堂を正面に眺めながら、母が、父と来たときの話をし始めた。


当時、母は、他に好きな人がいた。けれど想いは叶わなかった。
父と、ベンチに座って、お堂の瓦葺きの見事さに２人、見入りながら、この人と結婚しようかなぁと思った。
そして、叶わない想いや、自分の絡まった気持ちの諸々を、技芸天にすべて託した。



そのときの母と、ちょうど同じ年頃の私、
そのときの母と同じ想いを持ちながら聞いていた。

けれど、私は、この想いを託したりはしない！と思いながら聞いていた。

いつか私も、隣に、共に歩む男性が座る日が来たとき、技芸天に会いにゆこう。


そして、母が預けた心を、引き取りにゆこうか、と思う。



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たいふうのあと

黄色い

黄色い夕日が

雲間を覗く。

黄色い日

あお緑の海。


あなたが、こんな夢のような景色のなかで

日々の仕事をしているのだなぁ

と考えるだけで、

夢のような
気持ちになれる。


今日も、海と空はドラマチック。






  

いつでも
ある程度

ほどけていたい

とおもう。


主義や
ポリシーや、
派閥は

苦手だし、

そんなに、
確固たる真理や明確な事実に裏打ちされた何かが
私にはない。


だから、
結ばってしまいたくない

たまには
プレゼントに
蝶々結びくらいは
いいかもしれない

けれど、

アタマと
股関節は
いつでも

しなやかに

やわらかく




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話の途中の尻切れトンボ

電話はじっと待つのみ一本松

約束は、いつでも必ず仕事がとうせんぼ

気持ちの塊、行く先なくなり行方不明。


なんだか、おもえば想うほど、攻めてしまいそうになる。

好きだから、攻めてしまうって、なんだか、
違う
けど、そうなのよ。


自分の尻尾に噛みつこうとしている犬みたい。


今日もぐるぐる
ぐるぐる
目が回る。


バカやろ～！！





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出会いは、別れの手前でやってきた。
自称お菓子研究家のわたしは、ひとり、お菓子を食べようとカフェへ。
すぐ後ろから、『一緒に食べよう！』と大胆にナンパされた。
それが、運命の、同い年の内地の女の子、のんちゃんだった。
でっかいメレンゲを食べてる私の横で、お腹すいた、お腹すいたと言いながら、カレーを食べた午後２時。


のんちゃん曰わく、
好きな哲学のテレビ番組の録画を見て、他者との関わりの中で、自己が育まれ、やはり出会いは宝だという結論に至り、いざ、カレーを食べに！と立ち上がったところ、ダイエットのために飲んだ黒豆茶が功を奏し、トイレにしばし籠もった結果、２時のカレーとなり、私に出会った。
黒豆茶とトイレが、運命の出会いを生んだ。

のんちゃんは、言う。
人生の出来事全ては、自分の捉え方次第。どんなことも、生きてる時間、は、隅々まで自分の人生の一部であり、全てに無駄はない。

『今日、あんたと会ったことも、黒豆茶でお腹下してる間も、全部、私の“命”だから！』

おかしいやら、感動するやら、心が幸せで満タンになり、
『もぉ～大好き！』
と言わずにいられない、

君は素敵な人です。






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わたしの父は、キョーダイのホーガク部なるものを卒業した、高学歴のインテリです。
わたしの家庭訪問に来た先生方は、玄関から見える廊下の壁一面の本棚を見て、すごいと言って帰ります。ちなみに、わたしは本は全然読みません。わたしの脳と明らかに造りが違うため、父の勉強のアドバイスは、一切参考になりません。

何が私の父自慢かって、そんな父が、国際弁護士やなんかの同級生を差し置いて、地方公務員で、窓際族や、左遷されたり、いつまでもヒラ職員をやってるところが、なんだか誇らしい。
最近、奇しくも、若干昇進し、激怒したけど、課長だかなんだかやってる。しかも、そこの課に入っていきなり、みんなから嫌われてて有名な上司に、『あんた、えらい嫌われとるらしいな』と言い放ち、なぜだか仲良くなったらしい。
そして、相変わらず、仕事上会う、ヤクザ関係の人たちに、慕われるらしい。
先日は、『人斬りギンジ』と呼ばれる、どこまでホントかなんだかわかんない、昔、人を斬ったという人の家に仕事で行き、話てるうち、２時間ほどたっていて、みんなが心配したらしい。
やっぱり、父は、スジガネ入りの変人で、最終的に、母ってすごいと思う、自慢話のオチでした。
  

>向き不向きと言うとき、
『わたしは向いてない。』
と言いながら、いつも、その主語が“わたし”であることを忘れてしまいます。
そのモノ、仕事に向き合う自分、その状態を“向いている”と言うのだと思う。向いてなければ、向けばいい。
『仕事は、仕事が教えてくれる』と先輩にいわれましたが、仕事に向き合えば、問題点や、違い、良し悪しは、自ずと見えてくる。
communication！

今日、梅雨の中休み。天気に恵まれ、人に恵まれ、藍染をさせてもらいました。
糸の顔色を伺いながら、藍の健やかさに励まされ、気持ちのよい一日。

真っ赤なお土産まで頂いて、昨日の嵐が嘘のよう。

太陽は、色の根元なのだなぁ。と思いながら、琉球藍の畑の中で、空色の帯の妊娠７ヶ月。

さぁ、どんなものが生まれるのでしょう。





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あなたのこと考える→まわりの酸素が薄くなる。
それはつまり、むねがつまり。

でも、それはきっと、いいことよ。

それがつまり、人生の味だし、ダシだし、並の波。
それはつまり、私の心一つで、つまづくことだってできる、気にならないことだってできる。

故意に恋して、恋しい小石にいちいちつまづいて…





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ねのいろ
なにいろ
いろいろ
ねいろ


わたしの音、
ぽん

あなたの音、
ぽろろん


わたしの音は
ただの音

あなたの音は
音に色


わたしの音は、
楽譜のド

あなたの音は、
あかあおきいろ

弾いた途端に
はじけて広がる
ねのいろ
音色。

景色が見える、
すてきな
音色。





  

甘くて苦い

あなたの優しさ


黄色の後ろの

こゆい藍



笑いながら切なくて、

攻めながら、攻めさせてくれるあなたに

ありがとう。



いい女になってやる！